311生まれの女性シリーズ。今回はプロ…

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311生まれの女性シリーズ。今回はプロテニス選手の森田あゆみさん。1990年3月11日生まれの23歳です。群馬県太田市出身。彼女については以前にも触れていましたが、今日はより詳しく調べてみました。

2011年3月14日12:04 ブログより…
私は1回戦の試合後にテレビのニュースで日本での地震と津波の被害を知りました。その後ニュースを聞くたびに被害は深刻で私はテニスをやってて良いのかと思う毎日が続いています。被害に遭われて大変な思いをしている皆さまの少しでも力になれるように自分に何が出来るかを考えたいと思います。皆さまが1日でも早く元の生活に戻れることを祈っています。インディアンウェルスにて。

2011年3月21日 10:11 ブログより…
こんにちは。地震が起きてから10日が経ちましたが、今でも日本はまだまだ大変な状況にあることをニュースやインターネットを通じて知り、本当に毎日心配しています。(中略)東北の皆さんを始め、日本の皆さんが1日でも早く元気に元の生活に戻れること、早く日本が復旧することを本当に願ってます。ほんの少しでも皆さんに勇気を与えられるように試合では精一杯自分の出来ることを出し切って頑張ります。マイアミにて。

2011年3月29日 スタッフ投稿のブログより…
東北地方太平洋沖地震および津波により甚大な被害が報告されてから森田あゆみは「自分にできること」を常に考えてまりました。

1.赤十字社のピン
今回の震災ではすでに世界中の方々からあたたかいご支援と励ましのメッセージをいただいておりますが、そんな中でもっと広く支援を呼び掛けたいとの思いからマイアミの大会から赤十字のピンをつけて試合に臨んでいます。また、森田あゆみ自身の支援の気持ちも込めています。

2.Sony Ericsson Open、WTAおよびATP共催の「Tennis Family Unites For Japan」に参加

現地時間3月25日(金)のナイトセッション前に約40名のプレイヤーが集結し、日本への支援を呼び掛けコート上で義援金を募りました。森田あゆみをはじめ、クルム伊達公子選手や錦織圭選手はもちろんのこと、Kim Clijsters (BEL), Vera Zvonareva (RUS), Daniela Hantuchova (SVK), Robin Soderling (SWE) など多くのトップ選手が協力しました。

3.ハートアワード賞(Heart Award)受賞
2月に行われたフェドカップ アジア/ オセアニアゾーンでハートアワード賞にノミネートされていた森田あゆみですが、受賞が決まりました。この賞で獲得する賞金、US$1,000は指定する任意の団体に寄付できる仕組みです。被災地の復旧に少しでも役立てて欲しいとの気持ちから日本赤十字社を通じて寄付することを決めました。

2012年3月11日 13:15 ブログより…
東日本大震災から一年が経過し、今思うこと。
あれから一年が経ちました。最初は日本で起こっている大変な出来事に遠くで心を痛めることしかできないのかと思いましたが、いろいろなスポーツ団体やアスリートたちが「自分たちのできること」というアプローチで、さまざまな支援活動をしている姿を見て、私も自分のテニスで少しでも明るいニュース届けたいという思いが強く芽生えました。最初はいろいろな葛藤もあり、難しい部分もありましたが、まわりの方たちのサポートもあり、私の役割はやはりテニスと真摯に向き合う姿を多くの方に見ていただくことなんだと思えるようになりました。また、海外の選手はもちろん、トーナメントスタッフやファンの方々など、行く先々で震災に心を砕いて、応援してくれる世界中の人たちに触れるたび、「日本はいつかきっとこの震災から復興できる」と心強く思いました。あれから一年が経ち、何とか笑顔を取り戻しつつある方たちがいらっしゃる一方、
なかなか一歩を踏み出せずにいる方たちもいらっしゃいます。これからも私は自分のテニスと向き合うことに集中していきますが、被災されたみなさまが少しでも平穏や笑顔を取り戻せるように、今後も私なりの応援ができればと思っています。まずは、あの日のこと、そして、これからの被災されたみなさまの苦悩や強さ、を忘れないために、今回このようなコメントを掲載することからまた始めていきたいと思います。3月11日はさまざまな場所で祈りや黙とうがささげられると思います。離れた場所にいても、私もその一人です。

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