主なメンバー紹介

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代表:井上 能宏
311生まれの人は、日本の人口1億人だとすると約30万人いるはずです。そのうち3万人くらい集めて集合写真撮ってみたいなんて考えている井上と申します。どういう括りで人を集めでも必ず偏ってしまうものですが、同じ誕生日という括りは年齢性別職業を超えた完全にフラットなコミュニティーになると思っています。しかも日本人にとって特別な日を共通点としているので結束は堅いと思っています。我々は311生まれの仲間を集めています。何か特別で運命的な想いを共有できればと思っています。311生まれではない方でも、我々の活動に興味を持っていただければ嬉しいし、今までの活動はむしろ311生まれではない人の方と一緒にすることが多かったです。そういう意味では誕生日は関係ありません。311生まれでない人がいないと、我々は存在できません。我々は311に対して強烈で強制的なモチベーションを持っています。とは言え、一生続くことですし、気長にいこうと思ってます。いつか皆さんと運命的出逢いがありますように。
飲み担当:梶村 陽一
その日が誕生日であるためその人生の節目の日に戸籍を移すという行動を起し、市役所の窓口で受付カードを引いた瞬間に大きな揺れを感じました。それが激震であることに驚き、自分の生れたことが何か宿命であるかのような気持ちが生じました。また偶然、思わぬところで代表の井上さんと出会ってから同じ誕生日の人で集ろうという想いのあることもわかり、集ってみると他にもやはり何か宿命であるかのように感じ、何かしなくてはという様々な想いがあるのにも気付かされました。それは全て出会った人の話を聞いて心が動いたわけで、さて被災地の人の想いはどうなのか。その土地に行き出会った人の話を聞きとることが後半生の事業かと思っています。
広報担当:会沢 唯
被災地へ赴き、見て、感じ、出会って、それを誰かに伝えていきたいのです。もしかしたら、それを聴いた人が何かしようと思うかもしれない。思わないかもしれない。でも、その人がまた別の誰かに話して、その人が何か出来るかもしれない。それはわかりません。でも、種を蒔かなければ花は咲きません。私は種蒔きをしつづけていきたいのです。自分の無力さを感じたから。そんな中、出会った311生まれ、そしてそこから繋がる仲間たち。新しく出来た311生まれではない仲間の言葉が心に残っています。「私も311を忘れない。私にはたくさんの311生まれの友人が出来た。友人の誕生日を祝い、想う時、あの311を思い出すから」
企画担当:水田 真理
震災が起こった時に「なんで誕生日に?」と正直思いました。ただ、そういった思いを抱えながらも、何か行動したかと問われると、「特に何も…。」と答えるしかなく、そのギャップにモヤモヤしたものを感じていました。その後いろんな偶然が重なって「311生の会」に参加することになり、被災地の現状やそこで活動される方々に触れることで、小さなことでも良いので「継続的に活動する」ことが大切だと考えるようになりました。震災の日が誕生日であることは個人的な理由ですが、継続的に活動ができればと考えています。震災の時に妻のお腹にいた子どもはどんどん大きくなっています。まずはこの子にきちんと伝えられるようにしたいです。
企画担当:納富 央
あの日何を感じたのかは、今となっては正確には語れませんが、大きな衝撃を受けたのははっきりと憶えています。3月11日が誕生日ということが何かしら意味のあることかもしれない、とあの日以来考えることが多くなり、そんな時に311生まれの仲間に出会い、一緒に活動するようになりました。3月11日が誕生日の我々ができることがきっとあるのではないか。何ができるのかは状況によって移り変わっていくかもしれませんが、同じ誕生日をもつ仲間と想いを分かち合い、できることを無理なく続けていきたいと思っています。